8月2日と3日は洞川地区で毎年恒例の「行者祭り」でした。

行者祭りとは、大峯山の開祖である役行者が冤罪で島流しになり、その後無罪となり大峯山に戻った際、村民たちが出迎えた様子を鬼踊りであらわしたお祭りです。

 

今年はひょっとこ踊りがなく来場してくださる方が減るのではないかと不安の声も聞いていたのですが、例年同様の賑わいを感じられるほど多くの方がお越し下さいました。

 

行者祭りは、2日の「頭屋の宿」から始まります。

 

昔は2日の夜にお寺へ参拝した子どもに、煮たソラマメを与えていましたが今では子どもにお菓子を配るようになりました。そのお菓子を配るところを「頭屋の宿」と呼んでいます。

 

今年は猛暑が続き日差しも強く天川村でさえ暑いですが、さすが子ども。元気にお菓子をもらいに来ていました。

 

 

 

午後からはお祭り恒例の餅まきです。
会場には片手に袋を持った人たちが続々と集まり始めます。

 

14時ちょうど、前日から用意される約70升分(約100kg)のお餅が一斉にまかれました。
宙に舞うお餅を掴もうとする人、落ちたお餅を拾おうとする人、顔にお餅が当たり痛がる人、もはやそこは小さな戦場でした。

 

戦利品を手に戦場を去る皆さん。

 

夜になると提灯や屋台の明かりで一気にお祭りの雰囲気が増します。

 

特設ステージでは奉納演芸が行われ、歌謡やオズ君たちによるダンスなど会場を盛り上げて下さいました。

 

 

3日の始めは稚児行列です。
山伏の格好をした子どもたちがオズくんと共に龍泉寺から鬼の宿に向かいます。

 

 

 

夜には行者祭りのメインともいえる「鬼踊り行列」が行われました。

 

夜になると観光客の方々もさらに増し、行列を見たい見物客で活気付く旅館街を、青年団の太鼓や民芸会の神楽などが進んで行きます。

 

 

一般からも中学生が鬼のお面と衣装で参加してくださり、より一層元気で明るい行列を演出していました。

 

そして最後は大峯山に広がる花火大会です。

 

打ち上げられるグラウンドから見れば大迫力。
旅館街から眺めると夏を感じられる風情が楽しめます。

 

年々人が減っていると言われている行者祭りですが、それでもかなりの賑わいがありました。
こうした歴史あるお祭りは見物だけではなく、参加することで感じられるものや、参加することで続いていくものだと思います。
ぜひ皆さんも来年の行者祭りに参加してみてください!

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